野生動物の宝庫
−イエローストーン国立公園−



イエローストーン国立公園の人気の秘密は、野生動物の宝庫であり、訪問者が野生動物に会えるチャンスが多いことではないだろうか。 バイソン(バッファロー)、ブルムース、グリズリーベア等の大型哺乳類をはじめ、コヨーテ、ムールディア、ビックホーンシープ、ブルエルク、プロングホーン、ブラックベア、リス、マーモット等が生息している。この他、ペリカン、ミサゴ、白鳥、カモ等のバードウォッチングもできる。




バイソン
かつては北米の大平原を6000万頭ものバイソンが群れをなして、草を食み、疾駆していたが、もうそういった光景を見ることはできない。
乱獲に合い、無数にいると思われたバイソンが、ついに絶滅寸前まで追いつめられてしまったんだ。しかし、イエローストーンに逃げ込んだ20数等の野生のバイソンが、レインジャーの保護と努力で、今では3000頭を越えるまでになっている。絶滅だけは何とか免れたわけだ。
3000頭と言えども広いイエローストーンなので、1、2日間の滞在では、1頭のバイソンにも合えないこともある。それでも、僕は運良く、マディソンとオールドフェイスフルの間にある草地でこのバイソンの群れに出くわした。イエローストーンといえども、これだけの群れをすぐ近くでお目にかかれるチャンスはそうはない。


<野生動物によく出合える場所>
1年のうちで一番野生動物に出合えるチャンスがあるのは秋だが、観光シーズンである夏でも、時間と場所を選べば、お目当ての動物を見ることができるかもしれない。
まず時間だが、早朝と日暮れ時がベストタイムだ。
次に場所だが、これは上記のマップを参考にするとよい。ただし、相手は野生動物なので、必ず出合えるとは限らない。むしろそのチャンスはきわめて小さいと思った方がいい。もし、野生動物を見ることができたら、あなたはとてもラッキーな人だ。
  • "Fishing Bridge"と"Canyon"の間にある"Hayden Valley"、"Fishing Bridge"の東の"Pekican Creek"は、ムースの生息地になっている。
  • "Hayden Valley"では、バイソンによく出合える。
  • "Yellowstone River"沿いでは、水鳥のバードウォッチングができる。
  • "Lamar Valley"では、エルク、バイソン、プロングホーン、コヨーテを見ることができる。
  • 北エントランス近くのヤマヨモギの草地では、プロングホーンを見ることができる。
  • "Mount Washburn"(夏季)で、ビックホーン・シープがよく見られる。
  • "Midway"と"Upper Geyser Baisins"で、エルク、場合によってはバイソンを見ることができる。
  • 南エントランス近くの"Lewis River"周辺は、エルクとムースの生息地になっている。
  • "Old Faithful"、"Lake"、"Canyon"、北エントランスと"Tower"の間の地域では、ムールディアを見ることができる。
以上、国立公園発行のガイドより引用した。
幸運を祈る!


エルク(メス)
ブル・エルク(オス)にはりっぱな角がある。秋にはライバルのブルが争い、勝ったものはハーレムをつくり、子孫を残すことになる。
ビッグホーン・シープ(メス)
オスには、その名の由来となった大きくりっぱな楽器のホルンのような角がある。残念ながら、オスのビッグホーン・シープには、出合わなかった。







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