野生の仲間たち



白馬は地形による標高差、気象条件により多彩な動植物が生息している。
中には学術的にも貴重な動物、白馬特有の高山植物などが残されており、
特別天然記念物に指定されているものも数多くある。



雷鳥
ライチョウ科:国の天然記念物
白馬岳、唐松岳、五竜岳などの高山帯に生息する。
氷河期が去り、高山へと逃れた雷鳥は「生きた化石」と言われている。
冬は白色、夏は雄が黒褐色、雌が褐色になる。夏山ではよく、登山中に親子連れで見かけられる。草食性でめったに飛ばないので、色を変えることにより、見を守っている。
名前の由来は、鳴き声が雷に似ているからとか。
オコジョ
イタチ科:長野県の天然記念物
トレッキングコースの岩場に姿を現すこともある。
冬は白、夏は茶褐色に変色、尾の先端の黒色の毛だけはそのままなのが愛らしい。
体長は尾を含めて、20〜30cmと小さいので、見逃さないで。
ニホンカモシカ
ウシ科:国の特別天然記念物
群れては行動せず、一頭または家族で生活している。
生まれたばかりのカモシカの子は親の判断ができずに、山菜採りに入った人についてきてしまったこともあるとか。

カワセミ
[カワセミ科]
上面はひすい色、下面は橙色の美しい小鳥。水辺に住み、水面を「チー」と鳴きながら青い矢のように飛んで行く。
オオルリ
[ヒタキ科]
雄はコバルトブルー、雌は茶褐色。渓流にそった林に多い。「ホイヒーピピヒーリーリージジッ」とさえずる。
アカゲラ
[キツツキ科]
黒、赤、白の中形のキツツキ。山地の林に繁殖し、木の幹にとまり、リズミカルに音をたてて木をつつく。

イワツメグサ
[なでしこ科]
唐松山荘や白馬岳山頂周辺で見られ、5枚の花びらが2裂し、10枚あるように見えるのが特徴。
タカネシオガマ
[ごまのはぐさ科]
花は紫がかった鮮やかなピンク色。見頃は7〜9月。高山の草地で見られる。
シナノキンバイ
[きんぽうげ科]
5〜7個ある黄色の萼片が花びらのように見える。見頃は7〜8月。丸山ケルン付近、お花畑で見られる。

チングルマ
[ばら科]
クリーム色の花が茎の先に1個つく。花は終わると実が羽毛のようになる。見頃は7〜8月。
タカネマツムシソウ
[まつむしそう科]
高さ20〜30cm。花径3〜4cmの青紫色の花で外側の花びらは5裂し、内側は筒状。見頃は8〜9月。八方池周辺などで見られる。
コバイケイソウ
[ゆり科]
高さ50〜100cm、花穂の長さは10〜20cm、白色の花は円錐状にたくさん付く。見頃は6〜8月。黒菱平などで見られる。

ウルップソウ
[ごまのはぐさ科]
白馬岳を代表する花。稜線近辺に群生している所が多い。
花期:7〜8月
キヌガサソウ
[ゆり科]
外花被片は初め白色で、後に紅紫・淡緑色となる。
花期:7月
コマクサ
[けし科]
横から見ると、馬の顔のように見える。唐松山荘周辺で見られる。
花期:7〜8月



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