ボラカイ島 この島の名をはじめて聞く人の方が多いに違いない。 ボラカイ島は、フィリピンの首都マニラから 南南東350kmに浮かぶ小島だが、 ヨーロッパ人の間では人気の高いリゾート地になっている 国際色豊かな島だ。 このパラダイスは、 南北7km、東西1〜2kmの細長い島で、 4kmもあるホワイト・サンド・ビーチが 西側に続いている。 きめの細かい白砂のビーチは遠浅で 日光浴や子供の水遊びにも最適だ。 このビーチは、ダイビングボートやクルージングボートの 発着場所にもなっているが、 桟橋がないので 海に入ってボートに乗り込まなければならない。 パラダイスでリゾートを楽しむというのは こういうことかもしれない。 どれだけ自然と仲良くなれるのか ボラカイ島は教えてくれる。 |
![]() イエロー・エンジェル (VECTIS GX-4) ミノルタ にて撮影 |
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◆ニギ・ニギ・ヌ・ノース(Nigi Nigi Nu Noos)
<プロローグ> アウトドアオンラインの仲間の中で、リゾートという言葉が一番似合わないのがこの僕だ。年中、フラフラ、ブ〜ラブラしているが、旅先で泊まるのは安宿ばかり。海外に行っても、ホテルと名のつくようなところには縁がないし、チップを払わないといけないレストランに足を踏み入れることもない。そんな僕が、国際リゾートであるボラカイ島をレポートするのは、まったく人選の誤りだとは思うが、ひょんなことから、フィリピンに旅立つことになった。 5月のゴールデンウィーク明けに、久しぶりにアウトドアオンラインのオフィスに遊びに行った。ちょうど社長もいて、いろいろ雑談をしたんだが、なんと社長がノースウエスト航空のマイレッジサービス券をもっていて、期限切れ間近だという。社長いわく「どうせぶらぶらしてるんやったら、このタダ券あげよか」。この"タダ"という一言に負けてしまい、ついにはその条件として、このレポートを書くはめになってしまった。 確かに飛行機代はタダになるんだが、どこに行くにしても現地での滞在費が必要になる。いつもブ〜ラブラしている僕にそんなお金があるはずもない。 それで、社長に原稿料は、と聞くと、 「何それ。チケットをタダでもらっておいて、まだ何かいるの?」 冷たい視線とそっけない返事がかえってきただけだった。 「まあ、しかたないか。貧乏神を二人も両肩に背負っているのが僕の生活だとしたら、今のアウトドアオンラインも貧乏神を一人、しっかり肩車しているようなもんだからな」 ということで、せっかく久しぶりに日本を脱出できると喜んだのもつかの間、タダ券は眼前のにんじんに終わろうとしていた。しかし、貧乏神様も僕を見捨てはしなかった。家に帰ってバッグやタンスや机の引き出しをかき回してみると、何と出てきたではないか。US$がキャッシュで$399、それにトラベラーズチェックが$620もだ。海外旅行と縁遠くなっていたので、このお宝の存在をすっかり忘れてしまっていた。これで、贅沢はできないがなんとかなりそうだ。 翌日、さっそく、タダ券をもらいにアウトドアオンラインを訪れた。手に入れたマイレッジサービス券の有効期限が7月中旬までだったので、すぐに旅行計画をたて、フライトの予約をとることにした。 僕自身も初めての経験になるんだが、今回の旅行の計画を練るための情報収集は、すべてインターネットを使うことにした。アウトドアオンラインのオフィスでは、タダ&快適なアクセス環境で、インターネットを利用できるのがありがたい。 やっと手に入れたこのノースウエスト航空のマイレッジサービス券は、日本とアジアの都市間の往復チケットが無料になるというものだったので、選択の余地は少ない。しかも、「INTERNET TRAVEL NETWORK」で調べると、関空からのフライトはマニラしかなかった。つまり、成田までの航空運賃を自分で負担しないかぎり、行き場所は自動的にマニラとなる。お金に余裕のない僕にとって、結論はすぐにでた。 訪問先がフィリピンと決まれば、次には、フィリピン国内のどこへ行き、何をするかだ。南国の島に行くんだから、やっぱりマリンスポーツだろう。「ALTAVISTA」と「Yahoo」を使って、あちこちのホームページをアクセスしているうちに、ボラカイ島を紹介しているページに出くわした。これこそ、「Nigi Nigi Nu Noos」のホームページで、ボラカイ島の詳細情報を提供している。それに、宿泊ばかりでなく現地フライトの予約まで、E−メールで受け付けていた。単なる情報収集だけではなく、実際に予約することもできる。しかも、インターネットで申込みをした者には、インターネット特別ディスカウント付きだった。「これは、いい」ということで、さっそくE−メールで予約し、クレジットカードで予約金を支払い(FAX利用)、ついにやって来たのが、これから紹介するニギ・ニギ・ヌ・ノースだ。 |
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ずいぶんと前置きが長くなったが、これが僕が4泊したニギ・ニギ・ヌ・ノースのバゴダ(ポリネシアン・スタイル・コテージ)だ。 ホワイト・サンド・ビーチのほぼ中央にあり、ロケーションは最高だ。もちろんビーチ沿いにあるわけだが、コテージは20〜30m内側に入った所に建っているし、ご覧のように周りにはうっそうとした木々があり、まるでジャングルの中にいるようで、ビーチの喧騒は届かない。それに隣のコテージとのプライバシーを保ってくれる。無味乾燥なシティータイプのリゾートホテルでは、とても味わえない自然と一体感のある空間と時間を提供してくれる。 |
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このバゴダ(コテージ)は、トラディショナルな様式で建てられているわけだが、見かけだけではなく、編んだやしの葉、とう、ココやしの木の皮、チーク材、竹といった昔ながらの建材でできている。 夜は、このテラスで、関空の免税店で買ったカナダ産のウイスキー、ロイヤル・クラウンのグラスをかたむけながら、ゆっくりと過ぎていく時間を楽しんだ。 ちなみに僕の部屋の名前は「Lapu Lapu」で、たしかボラカイ島周辺にいる魚の名前だったと思う。ニギニギでは、全部で20室ある。 |
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壁はとう、床は竹でできている。それに天井も高いので、案外涼しい。また、セキュリティやプライバシーのため、ガラス窓やドアにはロックがあるので安心だ。 かやの張られたダブルベッドは、安眠を約束してくれるし、毎日のルームサービスで、室内の清掃、ベッドメイキングがあり、清潔で快適だ。部屋(エアコンはない)には扇風機が2台あったが、ほとんど使うことはなかった。最初の夜は扇風機をつけっぱなしで寝たんだが、朝方、寒くて目が覚めてしまったぐらいだ。 ここでは、鳥のさえずりで目を覚まし、さわやかな朝が始まる。 |
バスルーム。 コテージの外見とは違い、ここだけは西洋スタイルだ。シャワーは温水ではなく水だけだが、ほてった体にはその方が心地よい。 写真には写っていないが、シャワーの下に大きなバケツとひしゃくが置いてあった。シャワーがまだるっこい人は、おそらくバケツに水を溜めておいて、ひしゃくでその水を浴びるんだと思う。水圧のせいかシャワーの水の出が今一つだったが、僕はこの大きなバケツにお世話になることはなかった。 |
<ニギ・ニギ・ヌ・ノースの利用料金> (1997.8.1)
*その他の利用条件は、「Nigi Nigi Nu Noos」のホームページにアクセスして確認しよう。 "Low Season"が、なぜ5月〜10月になっているかというと、この期間は西風が強くなる。ホワイト・サンド・ビーチは、ボラカイ島の西側にあるので、もろにその影響を受けてしまうことになる。僕が訪れたのは6月の下旬だったが、たんだん西風が強くなってきていた。ビーチ沿いのレストランでは、風除けのフェンスを設営し始めていた。 たしかにこの時期のビーチは波も高くなるが、ハイシーズンに比べて観光客も少なく、第一滞在費が安くなるのがうれしい。事実、商売にはあまりあり難くないが、この静けさを取り戻せる"Low Season"の方が好きな現地の人たちも多いようだ。 |
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「Nigi Nigi Nu Noos」のオーナーのJason氏(左側)と仕事仲間のKarl氏。二人とも英国人だ。 E−メールで、宿泊・フィリピン国内フライトの予約をお願いしたり、道順・ダイビング等の情報を親切に教えてもらったりしていたので、お土産を渡しに行った。その時の写真がこれだ。ボラカイ島のマリンスポーツを紹介するページを作ると話したら、コンピュータルーム(ここはエアコンがあり、ひんやりしていた)に案内されて、いつのまにか日本のインターネットや海外ツアーの動向など真剣なビジネスの話をしていた。放浪人の僕の話が、少しでも役立ってもらえればうれしいんだが。 雑談兼会議中、ビールもごちそうになったし、お土産までもらってしまった。ただし、このギフトは、木製のお面(長さが60cmぐらいで現地の儀式に使うもの/今は装飾品)で、とても持って帰れそうになかったので、丁重にお断りをした。 ●「Nigi Nigi Nu Noos」の問合せ先 電子メイル/ 「Nigi Nigi Nu Noos」のホームページで確認して下さい。 Jasonさんは、メールでは"JADE"という名を使っている。奥さんの名前と合わせたものだが、きっと仲のいいご夫婦だと思う。 |
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協 賛
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イエロー・エンジェル(VECTIS GX-4) 今回のツアーの撮影に使ったイエロー・エンジェルは5m防水のタフなAPSカメラで、マリンスポーツには最適だ。5m防水にもかかわらず、コンパクトで手にしっかりと収まるデザインなので、フィッシング、カヌー、トレッキング、スキーなどのアウトドアスポーツの様々なシチュエイションに大胆に使える。こんなスグレモノが欲しかったんだ。 |
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