日本1周レポート(第9回)
本日までのパドリング日数・・13日
距離
・・378Km

 日本1周レポート第9弾です。なが〜〜〜〜い砂浜編です。
 先週、穏やかな海を祈願して遠州灘にいろいろ奉納したおかげか、海は波もなく風も弱く、ちょっと暑いけれどもまあ快適な3日間でした。

8/17(土)菊川河口付近の海岸〜浜名湖の灯台(41.0Km)
09:30菊川河口付近の海岸発。(南西の風、風力2。波1.0〜1.5m。)
14:00天竜川河口
14:30天竜川河口西側の海岸着
15:00天竜川河口西側の海岸発
17:30浜名湖の灯台着
 今回は3日間漕げるので、のんびり準備して9時半出発。海水浴客が結構いる。後でわかったんですがこの海水浴客の中に、私の安否を気遣ってくれた人がいたのです。
 さて、天気も良好、景色は単調、難所と思われた天竜川河口もちょっと波が変化したぐらいであっさり通過。
 通過した後、本日のテン場を検討するために上陸。頑張れば浜名湖まで行けそうなので、コンビニが近くにある海岸をテン場に決定。
舞阪中学校のそばだ。
 夕方になって目標地点に近づくも、良くわからんので海岸沿いを走る浜名バイパスをくぐって町に行けそうな場所に上陸。大正解。
コンビニまで徒歩10分。しかもお酒を売っている。超大正解。
 砂浜は車が通るので、夜轢かれないためにも今夜はテントを張ることにする。

8/18(日)浜名湖の灯台〜渥見半島(赤羽根、田原町町界付近)(34.0Km)
09:20浜名湖の灯台発。
(南西の風、風力2。波1.0〜1.5m。)
16:20渥見半島
(赤羽根、田原町町界付近)
 体が慣れてきたせいか、前日の疲れもあまり無く、快調に出発。
 浜名バイパスが海岸沿いから内陸に進路を変えると、海岸沿いは道がとぎれがちになる。とはいっても砂浜を車が走れるので、海水浴客、サーファー、投げ釣り屋といろんな人たちが広い砂浜に車で乗り付け思い思いの場所に散らばっている。海岸線の風景と言えば、海、砂浜、黄色い土の崖(高さ50mぐらい)と低木というシンプルなもの。これが延々とまっすぐに24Kmぐらい続く。
 つまらんなー。と思いつつ、やっとその単調な景色が終わったところで後ろを振り返ってみるとこれがなかなか良い風景。
 青い海、白い砂浜、低木の緑が混じる黄色の崖。これが、入道雲のもりもりしている水平線に向かって遠近法の見本よろしく一直線に伸びて霞の中に溶け込んでいく。西日に黄色い崖が映えて大変よろしい。日本の海岸とは思えないスケールを感じてしまうのです。
単純な風景もこれだけ続くと全体としてすばらしい景色になるんだなーと妙に感心してしまった。
 本日はここまで。

8/19(月)渥見半島〜伊良湖岬(恋路が浜)(23.0Km)〜帰宅
06:30渥見半島
(南西の風、風力2。波1.0〜1.5m。)
11:30渥見半島(恋路が浜)
 今日はちょっと早出。岬まではたいして距離がないので今日中に帰ってしまおうという計画。
 先日の同じ風景連続4時間とは違って少しは景色に変かがある。
海には岩がチョコンと顔を出したり、岸には港があったり、建物が見えたり・・・。
 順調に進んで、伊良湖ビュー・ホテルが見えてきて、あと5Kmぐらいになったところで、急に船が進まなくなった。逆向きの潮流だ。波打ち際ぎりぎりまで逃げて潮流が弱くなったところを進む。
 ホテルを回り込むとそこは目標の恋路が浜。今回のカヤッキングはここでおしまい。

 次回のために伊良湖水道をしばし眺める。平日ということもあってすごい交通量だ。常に船が行き来している。こいつは厄介だなと思いつつ車の回収に向かう。

13:16豊橋行きのバスに乗る。
電車、バスを乗り継いで、
17:30出発点着
車を回収して
20:30恋路が浜着
カヤックを積み込んで
21:30恋路が浜発
03:30自宅着
 車のところに戻って伊良湖に戻る準備をしてたら、乗用車でやってきたおばさんに
「その車あなたの?」
と聞かれた。
「ハイ。」
と答えたら
「あ〜よかった。心配してたのよ。」
といふ。
 聞いてみれば、3日前に私が出発して行くのを息子さんと見ていたようです。ところが翌日になっても帰ってこない。(息子さんが)夜中に見に行ったけど車の中で誰も寝ていない。この辺りの海は危ないからどっかに流されたのでは、と心配になって、「もう一回お母さん見てきてよ。」となってやって来たのだそうです。
 「伊良湖岬まで行ってきたんですよ。」「ご心配かけてしまってすいませんでした。」と一礼してカヤックの回収に向かったのでした。今夜の親子の会話が目に浮かぶ。
 あんまり人を心配させるのもなんなんで、車の置きっぱなしも3日が限界かも。

次回は、伊良湖水道横断。いよいよ紀伊半島に突入です。


第9回目の航程
この地図は停泊地を直線的に結んだものなので、必ずしも正しい航路とは一致しません。
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