日本1周レポート(第5回)
1996年6月29日(土)松崎〜土肥(20.0Km)

 日本1周レポート第5弾です。伊豆最終編です。
 またも週末晴れ! これで4週連続! これは神があたえたもうた試練か?
 いよいよ伊豆半島周遊の旅も今回でおしまいです。いろいろあって中身の濃い週末でした。よってちょっと長いレポートです。

6/29(土)松崎〜土肥(20.0Km)
パドリング7日目,トータル184Km
09:10松崎発。
(南西の風。風力3〜。波2.0〜2.5m。)
11:55土肥着。
 出発前日、静岡に177すると東海地方に強風警報。NHKの天気予報では波高2.5m。ただし天気は晴れ。とりあえず行ってみることにする。
 金曜日の23時ごろ岩地海岸に着く。途中ものすごい風。やはりダメかと思いながら寝る。
 翌朝6時過ぎに松崎のキャンプ場へ。風は止まない。菅井さん(キャンプ場のマネージャー)現れる。今回は菅井さんがサポートしてくれることになっている。2週連続楽ができるのでした。
 菅井さんが会わせたい人がいるからというのでついていくと、白石鉱二郎さんという最年少単独無寄港世界一周を成し遂げたヨット乗りでした。聞けば船の修理に来たとのこと。実にしぶい、百戦練磨というか、いいかんじ船でした。カヤックの話しになってこれから土肥へ行くなどと話していたら、今日は無理じゃないかという話しになってすっかり休養日にする気になる。
 が、8時ぐらいになると風が止んできた。うねりは依然としてあるが風がなければなんとかなるべーと出発準備を始める。

 菅井さんには着いたところから電話をするということにして出発。ま、ダメなようなら適当なところで引き返しますということです。
 湾の外に出ると風はあるもののそんなに強くない。予報によれば夕方一旦弱くなって明日また強くなるとのこと。このまま進むことにする。岸はうねりが爆発しているので、今回は沖合いを一気に漕ぎきることにする。
 田子湾−田子島の間は海底が浅くなっているため、波が高く波頭が崩れている。深そうな所を選んで通過するも、結構怖い。
 それ以外のところは追い風、追い波(ちょっとデカイが)の快適なパドリング&サーフィン。サーフィンは好むと好まざるを合わせれば何十回とできた(やらされた)。最長15秒以上のサーフィンも楽しんだ。ときおり岸壁から反射してきたイレギュラーな波に艇の向きを変えられヒヤッとするも、エスキモーの安定性に助けられサーフィン三昧のパドリング。
 というわけで、海の状況が思いのほか良くなってしまったので、平均7.3Km/hの高速クルージング。昼前に終わってしまったのでした。

 菅井さんの車で松崎まで戻る。することがないなーと思っていたところ、菅井さんが「サンプラのシーカヤック・シンポジウムを外浦でやっているから夜の部だけ一緒に参加しよう。」ということで急遽参加。アメリカでショップ、ガイドをやっているなんとかという人(名前忘れた)のQ&Aのコーナーがあったので2、3質門(通訳がいますので、当然日本語です)してみました。

質門1. 荒れた海を乗り切るための練習はどうやったらいいのか?
本当に荒れた海でやったら練習ではなく本番になってしまう。
回答1. ホワイトウォーターのカヤッキングをしなさい。きっと役に立つでしょう。
役に立った実例として、4.5mのサーフで遊んでいたとき、後方3回転したあと、激沈しても落ち着いてロールであがることができたと言っておりました。
質門2. ホワイトウォーターをやっているパドラーのほとんどがフェザー・パドルを使っているのはなぜか?
回答2. それは単に伝統だ。うちのショップのホワイトウォーターパドルの売り上げのうち20%はノンフェザーだ。
 要は、最初どのようなタイプのパドルを使ったかによるのだ。フェザー、ノンフェザーを使い分けるのはとっさの判断のブレイスとかで失敗する可能性が高いので良くない。
 あといくつか質問したのですが、酔っ払ってしまったので忘れてしまいました。思い出したらまた書きます。

 そうこうして、このあと一休みしたあと自宅に向かったのでした。

23:00外浦発。
02:00自宅着 そして爆睡。
 次回は駿河湾横断です。


第5回目の航程
この地図は停泊地を直線的に結んだものなので、必ずしも正しい航路とは一致しません。
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