日本1周レポート(第15回)−4
本日までのパドリング日数・・33日
距離
・・914.5Km

 そろそろ寒くなって皆さんの活動が停滞化したところで、日本1周レポート第15弾(4/4)です。今ごろ書いてどうするという話しもありますが、読んでやってください。

#おさらい
#この旅は今年の7/18和歌山を発ち、友ヶ島水道、鳴門海峡を渡り、四
#国を時計まわりにまわり、室戸岬を越えようと思っていた旅の記録です。

7/23(水)日和佐港そばの海岸〜竹ヶ島漁港(31.5Km)
06:45日和佐港そばの海岸
08:30出羽島着
11:20出羽島発
15:00竹ヶ島漁港
 台風の影響がだいぶ出てきて、うねりは2m。出発に難渋する。でも天気は晴れ、非常に暑い。
 千羽海崖を右手に眺めながら快調に漕いで11時過ぎ、牟岐の沖合い2kmほどにある出羽島に着く。海岸は石がごろごろしていてうねりも大きいので港に入る。港の中も海底まで透き通って見えるエメラルドグリーンの海水で、コバルトブルーの魚が泳いでいたりする。ほとんど西表じゃ。
 とりあえず、スロープにカヤックを上げて木陰で一服。一息ついて何か食い物はないかと港を散策。と、食料&雑貨屋を発見。まずはジュース2缶を購入。店の軒下のビールケースに店のばあちゃんとならんで腰掛けて飲み干す。
「今日は暑いねぇ。」
「ほんとに暑いねぇ。」
とか、
「海きれいじゃろぅ。」
「うんうん。」
とか、話しつつまた店に入って、パンと瓶入り牛乳(室温)を購入する。また、軒先で飲食する。室温の牛乳が妙に美味しい。
 ばあちゃんは店番に戻ってしまった。軒先の日蔭でのんびりした後、カヤックのところに戻って再出発。

 しばらくはうねりの中を快調に漕いでいたのだが、13時半頃、またしてもカヤックのバランスが悪くなる。今度は左のスポンソンがパンクである。なんてこったぁ!
 大きくなってきた台風のうねりにゆすられながら、カヤックは斜めに傾きつつ漕ぎ進む。
 14時半頃、本日の目的地である竹ノ島に着く。海岸沿いのキャンプ場を捜すも見当たらない。おまけに島の東側は磯波が砕けており、上陸できそうにない。磯波を避けながら、島の北側(四国本土側)に回り込み、島と四国本土を結ぶ橋の下をくぐって、島の西側にある漁港に上陸。

 島をぶらぶらしていると、海岸沿いのキャンプ場を発見。泊まることとする。芝生で、トイレ炊事場付き。無料!
 が、持参したウクレレが縁となって、ベテランサーファー(30代後半から40代)たちのキャンプと合流することになる。久しぶりに冷たい酒、うまいものを堪能。ここから室戸岬までの海の情報もゲット。
 結局最後はおおいに盛り上がり、サーファーの家にお邪魔して3時まで飲んでしまった。

 7/24(木)停滞
 前日飲み過ぎで停滞したわけではない。
 サーファーに竹ノ島まで送ってもらい、港で艇を修理する。
 修理が終わって天気予報を聞くと、本日の波4〜6m、明日の波6〜8m(おいおい)、明後日の波9〜11m(げ!)。
 台風はまっすぐこちらに向かっている。今回の旅はここで終わった事を悟ったのでした。予定を大幅に下回って室戸岬も越えられないけど、まあいいのである。またここに来れるかと思うとうれしかったりする。
 艇を畳んでキャンプ場に泊まることとする。地元の人が何人も、キャンプ場に来ては、

「今日はまだ大丈夫だけど、明日はキャンプしちゃだめよ。」

と注意してくれる。台風のときの話を聞くとそれはもうすごい波が来るようです。さすが室戸岬のそばだけのことはあると感心。

 7/25(金)帰着
 台風の大波を見てみたい気もしたが、飛行機が飛ばなくなって帰れなくなりそうなので、残念ながら帰路につくことにした。大荷物はクロネコヤマトである。クロネコはどこにでもいて助かる。
 軽装で駅まで歩いていくと、突然、地元のおじいさんが接近してきて新鮮なソーダガツオをさしだす。受け取ったものの、呆然とする。調理道具もないし誰かに渡すのも怪しいし・・・。結局駅のそばの川に放流(生きていたわけじゃありませんが)。おじいさんごめんなさい。でも歩行者に突然魚を渡すのもどうかと思ったりする。
 この後は特に何もなくローカル線に3時間乗って徳島市。空港に着いたらすぐの飛行機が空席があったので慌ただしく家路についたのでした。


第15回目−4の航程
この地図は停泊地を直線的に結んだものなので、必ずしも正しい航路とは一致しません。
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