日本1周レポート(第15回)−2
本日までのパドリング日数・・31日
距離
・・863.0Km

 日本1周レポート第15弾(2/3)です。

7/20(日)小松崎港〜滝のある海岸(36.5Km)
06:00小松崎港内の小さな海岸発
10:00北の脇海水浴場着
11:20北の脇海水浴場発
15:00滝のある海岸
 入港しようとしてるのか、投錨しようとしているのか、ふらふらと動く大型船をやりすごして出発。今日も風も波も少なく暑い。
 小松崎港から那賀川までの海岸はテトラとコンクリートのスロープや階段。つまらん。水もあまりきれいではない。
 那賀川を越して3つ目の海水浴場、北の脇海水浴場に上陸。またしても昼飯は、たこ焼とビール。海の家の日陰に入り、椅子に座りテーブルでいただく。ビールはわざわざグラスに注いで呑む。快適なり。
 付近を散策すると、公衆トイレがある。水を補給しに入ったら、なんとシャワーがある。暑くてまいっていたからこれは最高に助かった。さっぱりとして、海の家で今夜のビールを購入して出発。

 海水浴場から蒲生田岬の間の湾は、複雑な海岸線に所どころ砂浜があるし、砂浜付きの無人島もあって、シーカヤックで遊ぶにはけっこう良さそうなフィールド、15時過ぎだったら泊まるのだが、今回は時間が早いので通過。先を急ぐ。

 蒲生田岬をこえ、紀伊水道脱出。太平洋に出る。岬から先は断崖絶壁が続き、ファルトボートの上陸適地が少ない。海岸はあっても岩がごつごつしていて、少し大きくなってきたうねりが打ち寄せて少々爆発ぎみの白波がたっている。
 暑くて暑くてバテてしまって、岸ベタに進み上陸点を捜す。
 6kmほど漕いで何とか上陸できそうな海岸を発見。近づいてみるとなんと、高さ3mぐらいの滝が砂浜にダイレクトに落ちている。天然のシャワー&冷蔵庫だ。さっぱり出来るし、ビールも冷える。当然のごとく本日の泊まり場に決定。
 ダンパーぎみの波で砂利浜。ファルトにはちょっときついが、何とか上陸。
 まずは水浴び。滝の水は適度に冷たく、澄んでいる。地図で調べると滝の上流には家はおろか道もない。これならきれいなはずだ。
 砂浜に水が吸い込まれてしまうので滝壷はない。水がばしゃばしゃ落ちているところにビールをほっぽり込んでおく。

 シャワーのおかげでさっぱりすっきりして。今夜も酔眠。

7/21(月)停滞(忍び寄るトラブル)
 べつに海が荒れてるわけでも、筋肉痛でもないが、こんなにいいキャンプサイトは、そうはないので、停滞とする。

 40分ほど漕いで、小さな漁港に食料と酒を買い出しに行く。由岐町伊座利という集落。
 集落唯一の食料品店で袋入りのラーメンを捜すも、「チキンラーメン」と「サッポロ一番みそラーメン」の2種類のみ。さびしぃー。が、しかたない。「ご用の物はあるかねぇ?」と店のおばあちゃんが申し訳なさそうに言う。んー。田舎を実感。インスタントラーメンも、こうゆう店に置かれるようになってこそ、スタンダードナンバーと言えるようになるんだろうなぁ、などと思ったりした。
 お酒は、角瓶とスーパードライを購入。その他つまみ少々。四千円ちょっとの買物をする。店のおばあちゃんによれば、これで今日1日の売り上げのかなりを占めるそうだ。うーむ・・・。
 この集落は観光スポットが何にもなく、昔はバスはおろか、ちゃんとした道路も無い陸の孤島だったそうで、いまでも親戚とかでなければ、外から訪れる人はほとんどいないという。神奈川から海遊びで来たと言ったら。たいそう珍しがられた。

 キャンプサイトに戻り、カヤックを炎天下にほったらかし、スキンダイビング、ウクレレ、ビール、昼寝などなどのんびり過ごす。  なんとすばらしいキャンプサイトであろうか。
 しかし、この時、炎天にさらされたカヤックに大変なことが起きていることは知るよしもなかった。それが判ったのは、翌日漕ぎ出してからであった。

第2部おしまい。


第15回目−2の航程
この地図は停泊地を直線的に結んだものなので、必ずしも正しい航路とは一致しません。
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