日本1周レポート(第12回)ー4
本日までのパドリング日数・・22日
距離
・・612.5Km

 日本1周レポート第12弾(4/4)です。これでやっと終りです。

10/25(金)新鹿海水浴場〜宇久井海水浴場(39.0km)
09:15新鹿海水浴場
16:30宇久井海水浴場
 6時起床。本日も東よりの風やや強く、波は3mで波浪注意報。
 今日のコースは小さな岬を越えると、良い上陸ポイントは新宮川(熊野川)までの20kmほどの間無い。ずーっと砂浜だ。このうねりが直接よせ波になっているのだから上陸はしたくない。
頑張って漕ぐしかないのだ。

 出発してすぐの岬付近の波は複雑でちょっとヒヤッとすることもあったが、その後の砂浜沖合いは、単調なうねりでまったく問題無し。
 うねりが大きいと、ふだん空の光が反射して見えない水中が良く見える。40〜50cmぐらいの魚の群を何度か見た。
 本日の目的地宇久井に近づいたとき、海亀を発見。甲羅の大きさが60cmぐらいのヤツが、首を伸ばして海面を泳いでた。パドルでつつけそうな距離まで近づいたが、こちらに気が付いてパシャッと水中に潜っていってしまった。天然物の海亀を初めて見た。

 さて、目的地の宇久井海水浴場のある新宮湾を目前に海は大変なことになっている。磯、暗礁がたくさんあって、ほとんど東映映画のオープニング状態の海である。
 30分ほどかけて大荒れ地帯を迂回して湾内に入る。湾の入り口にある防波堤の働いている姿が頼もしい。海が静かなときはうっとおしいやつらだが、こういう時は「偉いぞ!頑張れ!」と拍手を送ってやりたいくらいだ。人間勝手なものである。

 地元還元のため宿でも入ろうかと思ったのだが満室で結局野宿。

10/26(土)宇久井海水浴場〜田原海水浴場(25.0km)
〜風舟キャンプ場(出発点)
09:00新鹿海水浴場
14:30田原海水浴場
16:00紀伊田原駅
20:30風舟キャンプ場(出発点)
 カヤッキングは本日が最終日だ。が、本日も波は高い。波浪注意報は解除されたようだが、2.5mはある。地図を見る限り、上陸できそうな場所は田原海水浴場しかない。

 今日も頑張らねばと準備してたら、8時ごろ大きなエンジン音がする。なにかと思ったらサンフラワーだった。

 出発してみると、うねりは若干小さくなったが昨日とたいして変わらない。海岸線は真っ白だ。爆発する波を眺めながらのカヤッキングである。
 特に梶取崎付近海岸線で爆発する波は見事。半径10mはあろうかという見事な白い扇ができるのだ。
 ここを過ぎると紀伊大島が見える。目的地はもうすぐ。

 田原海水浴場に近づくと、昨日同様また海が大変なことになっている。磯、暗礁、浅瀬がたくさんあるのでうねりがあちこちで爆発したり巻き波になっている。風向きが波と逆向きの北西になったため、巻き波は後ろに白いたてがみを生やしたようになって走っている。嵐みたいな風景で、一瞬上陸できないんじゃないかとヒヤヒヤしたが、30分ほどかけて、回り込んだら巻き波の無い所があって、そこから海水浴場を目指して漕ぐことができた。

 田原海水浴場は思った通り波は静か。上陸して片付けをしていると地元の漁師さんが来た。聞けばこの海の状態だとここから先カヤックでの上陸は難しいとのこと。上陸地点はやっぱりここで正解だったのだ。潮岬の様子を教えてもらい、お礼を言って別れる。

 8日間の紀伊半島の旅は時間切れでここまでとなる。潮岬まであと20km。行きたかったが、この荒れようではしようがない。

 すぐそばの国民宿舎に泊まろうかと思ったら、また満室。しかたなくカヤックを置いて車の回収に向かう。電車とタクシーで実に4時間半!。出発点の風舟キャンプ場に戻る。
 キャンプ場付近は木枯らし1号がものすごい勢いで吹きまくっている。駐車場でごそごそやっているとキャンプ場のおかみさんが起きて降りてきた。しばし立ち話をして1泊分の料金600円を支払って(8日分の駐車料金はタダ)、本日は誰もいないキャンプ場で車の中で寝る。

10/27(日)鳥羽〜潮岬〜和歌山〜大阪〜逗子=自宅
(1100km)
04:40風舟キャンプ場
26:00逗子
 1日でこんなに運転したのは初めて。いやー。疲れた。


第12回目(4)の航程
この地図は停泊地を直線的に結んだものなので、必ずしも正しい航路とは一致しません。
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