日本1周レポート(第12回)ー3
本日までのパドリング日数・・20日
距離
・・548.5Km

 日本1周レポート第12弾(3/3あらため3/4)です。
 なかなか書き進めない。

10/23(水)古和浦海岸〜尾鷲湾入口(26.0km)
08:00古和浦海岸発
12:20尾鷲湾入口(沢崎)の海岸着
 本日は、東よりの風(風力3+)。波は1.5〜2.0m。予報によれば午後から雨。気圧の谷が近づいているのだ。
 昨日までは、静かだった波も、今日は東よりの風のため、ちょっと高い。沖を漕ぐぶんには問題ないが、上陸はしんどそう。海岸線は、砕け波で遠目に見ても白くなってきている。
 風の強さは変わりそうにないので、時間短縮のため、紀伊長島付近から尾鷲湾の入り口までは、沖合いを一気に漕ぐ。
 波がデッキを洗う。いつもより多めのような気がするが、やはり荷物満載で喫水が下がったせいだろうか。スプレースカートの防水性が悪くなっているので、コックピット内に結構水が入る。5cmぐらいたまると、船の安定性が目に見えて悪くなる。とはいってもまあ何とかなる程度。でも、上陸したら予備のスプレースカートに交換することにする。

 尾鷲湾入り口にくると、波は完全に2mオーバーになってきた。入り口すぐの波の無い小さな海岸に上陸、昼飯とする。
 小さいながらも良いキャンプサイトなのと、午後は雨の予報なので、ちょっと早いが本日はここまでとする。まだ太陽が出てるので、さっさと着替えて濡れ物を干す。
 干していた濡れ物が乾いた頃を見計らったように15時半頃から雨。あわててテントの中に回収。けっこう強い雨が1時間ほど降った。

 夕方、ラジオの天気予報を聞く。明日の予報は降水確率40%、波は2.5mのち3.0m。風は東よりの風海上海岸でやや強いという。不吉な予報だが、ま、どうするかは明日考えることにする。
 遠く対岸の尾鷲の街の光を眺めながら酔眠。

10/24(木)尾鷲湾入口(沢崎)の海岸〜新鹿海水浴場(31.0km)
08:00尾鷲湾入口(沢崎)の海岸発
09:30九木崎
10:30三木崎
12:00英虞崎
14:20新鹿海水浴場
 早出のつもりで、5時起床。途中上陸無し、昼飯抜きのつもりで、朝からラーメンとカレーを食う。
 携帯電話で天気予報を聞くと、東の風海上海岸で強く、波は3mで波浪注意報が出ている。高気圧の縁のため、ここ2〜3日は同じような天気との予想。げっそり。
 行くか行くまいか地図を見ながら1時間ぐらいうだうだする。

 結論。「強風」波浪注意報でないので、とりあえず出発して、だめだったら戻ることにする。穏やかに上陸できそうな場所を地図上からいくつかピックアップしておいて、出発。

 漕ぎ出すとなるほど波が高い。3mのうねりがバンバンくる。海岸線はしぶきで真っ白。でも、沖を漕ぐぶんには風はさほど強くないし、うねりは迫力はあるものの害の無い穏やかな波で問題無し。
 問題は上陸である。

 九木崎を越えれば上陸できそうな場所がいくつかある。距離は約8km。1時間半もあれば行ける。この間風が強くならないことを祈って出発。コースは尾鷲湾沖合い4kmを漕いで一直線に九木崎を目指す。
 波頭が崩れてないので、害の無い波だとわかっていても3mのうねりは精神的プレッシャーがすごい。さらに、1時間に1回ぐらいの間隔で5mを越えてんじゃないか級の波がなぜか必ず2連発でやってくる。その迫力たるや大変なもので、思わず「おぉー。」などと感動と恐れの入り混じった歓声をあげてしまう。
 しかし、馴れというのは大したもので、1時間もしないうちにうねりは全然気にならなくなった。そうすると次に気になるのが海岸線。この辺りはほとんど岩と崖の海岸なので、そこでうねりが爆発して大変なことになっている。空高く打ち上げられるしぶきの高さは6〜10m以上ある。ま、近づかなければいいわけで、今のところ特に問題無し。海風が強くなって岸に吹き寄せられるようだったら一大事だが、そうはなりそうにない。
 九木崎、三木崎、英虞崎を越えて12時ごろ少し波頭がブレイクしてきたので二木島湾に入るが、良い上陸地がないので、次の新鹿湾に向かう。
 13時ごろ雨が降り出した。新鹿湾に入り人気の無い海岸に近づくも、石浜で結構波がザブンザブンしているので、湾奥の新鹿海水浴場のはじっこに上陸。小さい漁港のすぐそばで波は小さい。近くにトイレもあるので、本日はここまでとする。

第3部おしまい。


第12回目(3)の航程
この地図は停泊地を直線的に結んだものなので、必ずしも正しい航路とは一致しません。
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