Trout Forum Imformation

トラウト・フォーラム・ビデオ 第3弾は
「イワナの人工産卵場」のレポートです。



●山形県寒河江川を発端に全国に波及しつつある「キャッチ・アンド・リリース 区間」や、持ち帰れる魚の数を制限した「尾数制限」など、産卵期まで川に魚を 残そうという試みが日本各地で始まっています。では産卵期まで魚が残ったら次 はどんな可能性が見えてくるか、ということでトラウト・フォーラム・ビデオ第 3弾では、栃木県水産試験場がおこなっている「イワナの人工産卵場」を紹介し ます。

●今回紹介する人工産卵場の効果によっては、これまでは自然再生産(自然産 卵)が不可能だったエリアでも再生産の可能性が広がります。種苗放流だけに偏 った今の内水面の増殖方法をより自然に近いものにすることができるかもしれま せん。そういった可能性を広げる意味でもこの人工産卵場の果たす役割は大きい と考えます。

●ビデオ制作にあたっては、目的や内容、活用方法など何度も検討を重ねまし た。ビデオ制作担当者(二名の代表部会委員)によるストーリー作りから、撮影 現場の下見、水産試験場や地元漁協への協力依頼など、半年以上にわたる準備を 経て実際の撮影となりました。例年より産卵時期が遅れ、なかなかイワナの姿を 捉えることができなかったり、本流のダム放水によるヤマメの産卵床の流失な ど、予期しない事態に次々と直面しながらも、五カ月に及んだ撮影は無事終了し ました。

●ビデオは次のような内容になっています。

主題「渓流魚が再生産される流れの 回復を目指して」
(副題「栃木県水産試験場による人工産卵場を用いた在来種の 保護増殖の可能性」)




エピソード1     於:山形県 寒河江川 1999年10月
■山形県寒河江川キャッチ・アンド・リリース区間の設定から3シーズンを経過 して、実際にどのくらいの魚が残っているのか、流れに水中カメラを入れてみ た。
エピソード2        於:栃木県北部 1999年10月
■数年前から人工産卵場による在来種の増殖が試みられている場所を見に行っ た。
エピソード3        於:栃木県北部 1999年10月
■地元の漁協と水産試験場による人工産卵場の造成に参加させていただいた。
エピソード4          於:栃木県北部 2000年3月
■「そろそろ稚魚が見られますよ」と水産試験場から連絡が入ったので、早速出 かけてみた。


●このビデオはトラウト・フォーラム会員の年会費により、都道府県の水産担当 課や水産試験場などの関係機関への配布を目的に制作されましたので、一般の方 への販売の予定はありません。関係機関への配布は四月中旬から五月上旬頃に予 定しています。

●トラウト・フォーラム会員(個人・ショップ団体)で、ビデオの頒布を希望さ れる方の手続き方法は別途ご案内いたします。また会員の方には産卵期のイワナ の水中映像ばかりを集めた「癒しビデオ」も夏以降にリリースする予定ですが、 こちらは「TF通信」などでご案内します。


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